お盆のお話

今年も8月13日からのお盆に当寺『養善寺』にも沢山の門徒さんがご親戚やお知り合いの方を連れて、ご先祖様のお参りにいらっしゃいました。

 

当寺では、今から30年ほど前よりすべての門徒さんへ「どうぞ、小さいお子様を連れてお墓参りに来てください」とお声掛けをさせて頂いており、本堂のご本尊へお参りのお子様には、「ご本尊からのプレゼント」として、菓子袋をお上げしております。

 

これは昔住職が明治の方から「子供を連れて行くと、大声で騒いだり、歩き回って他の方に迷惑をかけるから連れてきてはいけない」と言っていたのを聞き、それはおかしいと思ったからです。

確かに、小さなお子様を連れての法事やお墓参りは、お子様が飽きてしまったり、ウロウロと動き回ったりと、大変な事だということは想像に難くありません。

ですが、

将来お墓を守っていくのは、そのお子様たちです。

 

ご先祖様を大切にする気持ちを幼いころから教えて行かなければ、大人になって急に「ご先祖さまを大切にしなさい」とか「お墓を守りなさい」と言われてもピンと来ないのは当たり前です。

 

御先祖様に大切にして、手を合わるというのはもっと身近に言えば、両親や御爺ちゃん御婆ちゃんを大切にするという事でもあります。両親や御爺ちゃん御婆ちゃんが病気やケガをした時に面倒を見てくれるのは、そのお子様たちになります。御先祖様を大切にする気持ちは、巡り巡って自分に返って来るものだと思います。

 

そこで、当寺では幼いお子様を連れてご参拝して頂くようにお声掛けをしています。

 

 

 

約30年前から行っている菓子袋の配布は、現在でも続いており、その当時菓子袋をもらっていたお子さんが、今では結婚し、お子様を連れてお参りをしています。

 

お盆だけではなく、これからのお彼岸の時期も是非ご家族全員でお墓参りに来て、ご先祖様を大事にする気持ち、親を大切にする気持ちを育ててください。