お盆のお話-2020-

 今年もお盆の時期がやってきました。例年大勢の方が当寺を訪れ、ご先祖様のお墓参りをし、寺に上がっていただいてお茶を飲みながら話をするのが当寺のお盆の風習でした。

 ですが、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で事前に全御門徒さんに呼びかけをし、対策をしたうえでお墓参りに来ていただくようにご理解・ご協力をお願いしました。

 その影響で、お墓参りにいらっしゃる方も去年より少なく、少々静かなお盆となりました。

 

 今年初めに始まった新型コロナウィルス感染症は、今だ収束の兆しが見えず様々な行事、地域のお祭りなどが中止となり社会全体が沈んでいるように感じます。

 収束のためには早く有効なワクチンや治療薬などが望まれ、これらが出ない限り解決しないものと思っております。

 

 県外のご門徒の方もお墓参りに来てはいますが、ほとんどの方は自家用車で13日の人が多く集まる前に訪れ「市内の方に迷惑をかけるから」と、とんぼ帰りしています。

 

 新型コロナウィルス感染症で大変な世の中ですが、その中でもご先祖様を敬う気持ちを忘れず、お墓に手を合わせてお参りするということが疎かにならないのは大変良いことだと感じます。

 こうした大変な世の中だからこそ、家族の大切さや、今の自分があるのはご先祖様のおかげだということを再確認する良い機会ではないでしょうか?まだお墓参りへ行っていない方がいるならぜひご先祖様に手を合わせに行ってみてはいかがでしょうか?

 

 今年はコロナウィルスに振り回されましたが、来年は収束し、家族全員でお墓参りができる世の中になっていることを祈っております。

                 合  掌