5.猛牛と戦う


 有る時、城西の通りにおいて、周助と呼ぶ若者が荒れ狂う猛牛に追い回されて、とうとう突き上げられ命も危うく見えた。この時街道へ走り出た恵秀は牛に突き上げられた若者を片手で受け止め、もう片方の手で荒れ狂う牛の角をしかと押さえて動かず。とうとうその牛をその場へねじ伏せてしまった。

 

大力和尚恵秀にあやかり境内にある恵秀の墓へ三度お参りすると、三十五人力のご利益があります。